江戸文化の歴史資料と、江戸町衆の心意気を後世に伝える施設として資料館「日本橋歴史アーカイブス」が中央区立常磐小学校新館に2019年11月30日にオープン。その中で床や壁には、歴史研究家の中村静夫さんが作成した「江戸之下町復元図」の7.2m×4.6mと7.3ｍ×3.1ｍの拡大プリント（不燃素材）を貼り付け、同図は江戸末期の古地図を現代の地図上に縮尺を合わせて重ね、街の変化が視覚的に把握できるようにしました。日本橋の歴史や文化に気軽に触れられるスペースとなりました。
POINT
「水都日本橋を維持・発展させていく」という考えのもと、水の都に青空が映り込んでいるさまをイメージした色である発色のよい明るい水色に色調整処理しています。不燃材料GFステッカーで製作することで、伸縮が少ないので施工での貼り合わせ時の地図のズレが無く施工が楽におこなえました。
第54回日本サインデザイン賞に入選いたしました。